隣の家の庭には、大きな木が植えられていて、その枝が私の家のブロック塀を超えている。
以前は、半分ぐらい覆っていたけれど、いつのまにか葉の数が少なくなり、最近では数がめっきり減ってしまった。

その葉の動きを見て、風の強さなどを感じていたけれど、
それが出来なくなってしまって、少し寂しい。

その向こうには大木が立っていて、朝になると鳥が数羽止まって、大声で鳴いていた。
たぶん、隣の人が少しずつ枝を切り落としているのだろう。

だんだん枝が切り取られて、今では下半分が枯れて、茶色の汚い姿を晒している。

1年中、木の葉が舞い落ちてくるので、私は不愉快な顔をしていた。

でも、隣の奥さんが毎日かき集める葉っぱの量は、相当だと思う。

背伸びをして庭を覗いてみたら、他の木も枯れかけていた。
街中で木を育てるのは大変なことだと思った。